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2026/03/26 08:18 |
8月4日はー?
(みんな大好き)芭蕉の日ー!!

ってなわけでですね。自称松尾芭蕉俳聖(黒ければ最早いるだけで鼻血もの)大好き同盟会長の私としてはこの日にHPで何らかの行動を起こさないと皆様と同じ空気を吸う資格など無いと思ったわけで僭越ながらこちらに馳せ参じ候(いきなり低姿勢!)

いやだって、ねえ。
この日に備えて水面下でちみちみ動いてたわけでもなければ新作を追加したわけでもなく、ただただこうしてmemoという名の吐きだし場に出たんじゃ合わせる顔もなく!

かといって何も引っ提げてこないのはあれなので、
冬眠前にちらと宣言した曽芭曽を置いておきます。
あれですよ、アンケート一位のあれですよ。
一年越しでごめんなさい。2位のキャラとかうっかり忘れてるんでこれから見てきますー。
近々修正してメインにあげとく予定なのですが(本当は今日やる予定だったのですが)美容院よってく日だったのすっかり忘れてて時間なくなってしまい申した。すまぬ・・・

「メガネと合うように、ってカラーお願いしたらなぜが前髪がパッツンになっていた」
な、何を言ってるか分からねーと思うがry
自分のイメージを上手く伝えられないとスタッフの意向のままに変えられて出来上がりに苦笑いでいいですよーって言うしかない美容院あるあるですよねorz
だって切った髪は生えるまで待つしかないじゃない・・・!

ぱっつんめがねに枕を濡らしながら明日も仕事がんばるぞー!


■追記■
検索サイトさまと素敵サイト様をリンクに追加させていただきましたー!
素敵サイト様の方には勝手に了承を得たのでリンクフリーに甘えてきました。
天獄と絡む芭蕉さんをみれて満足なんだぜ。
あと河合さんがあんなに愛おしいとは思わなかった。河合さんの魅力を再確認できました。
家に来られていて知らない方はいらっしゃらないとは思いますが、億が一、知らん!という方はうちのサイトなんぞほっといて是非linkから飛んでください。ヒヨラー人生損してます。まじで。

 

そらくーん。

気の抜けた声がする。気丈な顔面であるが、怯えは隠し切れておらず、語尾は震え、濡れた瞳がこちらを見ていた。
さらにはガタガタと震える両足が彼の心情を雄弁に語っている。
全く情けない。
そう思うだろう。常であれば。いや、今までであれば。
怯えた仕草全てが演技なのだと知ってしまっても首に当たった刃に震える姿は長年共にした芭蕉そのもので胸くそが悪い。心臓を撫でられたような不快感が苛む。
その感情が相手を心配するに当たるなど認めたくはなかった。
内心で思わず毒づいた。目の前の情けなくメソメソ泣く中年男がその気になれば彼を拘束する髭男どころかこの場にいる者全員が刀を持ち束になろうと返り討ちにあわせるくらい造作も無いことだというのに。

また僕を試しているのだな。
うんざりと自分において師と当たる(全くもって認めたくないことだが)人間を見やる。
芭蕉は目尻を濡らしていた。それはすなはち一切の手出しをしないという合図。
あの日以来彼はたまにこうした遊びをする。

だって、一撃じゃつまらないだろ。

何故こんなことをするのかと問うた曽良に対し、芭蕉は事も無げに言ってのけた。
月が闇に溶け、松明の光のみが頼りの夜更け。
互いの武器のみが不気味な鈍い光を放つ。
一撃だった。
思い出す度に背筋はぞわりと粟立つ。
半刻歩いただけで弱音を吐いていた者と思えないほどのスピード、一撃で相手の急所を狙える正確さ、十数人を吹き飛ばすだけのパワー。
そして何より――

襲いかかってくる者の手首を尺丈で刀ごと地面に叩き込む。無防備になった腹へ一撃を繰り出す。
仲間をやられて頭に血が上ったのだろう。同じ攻撃しかしてこない。一度にこられると厄介だが、奴らにはそこまでスピードは無く、攻撃を払い、突くという単調作業の繰り返しになってしまい些かうんざりした。
それは向こうも同じだったろう。
顔を真っ赤にした髭男は人質がどうなっても良いのかとわめき散らす。
耳元で大声を出された芭蕉ははっきりと嫌悪の情を浮かべた。最もそれは、曽良にのみ分かる程度で、だったが。
分かったところであまり嬉しくはない。
泣きの仮面が外されるほどには鬱憤が溜まっているようだ。
このまま長引けばこの後にどんな皮肉を浴びせられるのか、想像しただけでも虫唾が走る。
松尾芭蕉に嫌味を言われるだけの隙を与えてなるものか。
思わず舌を打ち、構えをとる。早く終わらせよう――――

しかし、そんな曽良の決意は無残にも打ち砕かれた。
例えば今回の敵がかの有名な伝説の四天王レベルであったならこのような悲劇は起きなかっただろう。
彼らがいくら大層な設定を背負いつつも、抗いがたい強大な力の前に大剣一突きで串刺しになるような儚い雑魚キャラになり下がるを得なかったとしても、彼らには肩書きという誇りがあったのだ。
だが、今目の前にいる男にそれはない。
髭男、と称されるだけの哀れな脇役なのだ。そんな彼に守られるプライドも、大きな器もなかった。
そんな男にはけして意図したわけではないとしても、自分の心を静め攻撃力を上げるだけの行為でしかないとしても、効果は絶大なのだ。
"舌打ち"という、"挑発"は。

「なめやがってぇぇぇぇ!!」

怒り心頭の男は、反射的にその手の刀を振り上げ、感情の赴くままに突進した。
―――――その武器が、先ほどまで人質に向けられていたものだということも忘れて。
ああ。
自分の努力を無に帰された曽良に為す術はなかった。
半ば放心状態でことの終結を見ていた。
それからは、全て一瞬だった。


金属特有の高音と、砂袋が投げだされたような鈍音がきれいに重なった。
ああなんて素敵なはぁもにぃ。

大将が倒れた。
叫び、どよめく手下共の撤収は素早く、後に残されたのはわずかに残る鉄のような臭いだけだった





「痛たたたた。まったくひどいよ!曽良くんがのんびりしてるから、ほら見ろ!首にあとついちゃった」

拘束の解けた芭蕉はわざとらしい溜め息をつきながら曽良に近づく。

「んーもう、あんな雑魚相手にどれだけ手間取ってんのさぁ」
「ああいう集団は大概図体ばっか大きくて目立つやつ仕留めればいいんだよー」
「なのにちんたら周りの有象無象ばっかやってるからいけないんだよ」
「いっつも出来てることが今日にかぎってどうしてそんな――」
「・・・・?」

芭蕉の幼子に聞かせるような小言が唐突に終わった。
聞きたくない言葉を右から左へと流していた曽良はいつもより数段早い切り上げに驚く。

「へへぇ~~」
「なんですかその顔」
「べっつにぃー?」

にやにやした顔が気持ち悪い。おそらく見透かされているのだ。

「んっふふー、そーかそーか」
「うるさいですよ」

曽良の言葉など聞こえていない芭蕉は上機嫌だった。
嬉しくてたまらない。あの弟子が、師匠の命を何より優先させるのだ。
自分のことより、芭蕉をとったのだ。
それを、芭蕉が望んでいることを知っていても、あえてそのように動いたのだ。

「曽良くんはー私のことがーす」
「人の嫌がることはやめろ!!」
「ブホァッッ」

吹き飛ばされた芭蕉はここ一番のデレを見せていた曽良の顔を見ることができなかったが、満足だった。
自分がどう試しても曽良は必ず答えてくれることを知ったからだ。






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2011/08/04 21:01 | Comments(0) | TrackBack() | 日和

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